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HISTORY
フリーランサーの家づくり vol.4 -決めました!-

「これを逃したらマズいぞ!」

物件探し、そろそろ佳境です。どうもイチカワです。

 

ネットで見つけたステキな物件達がドンドン取られて行く(すぐ申し込み入っちゃう)中、奥さんが見つけた一件はボクらの理想にかなり近い!ただ価格がハミ出ている!高いぞ!

 

この時もう一件気になる物件があり、ボクも奥さんも直感的に思っておりました、「どちらか今日決めなアカンな。逃したらマズいな」と。

 

というわけでこの二件の内見日程を組んでいただき、いざ向かいます。

 

まずはほぼ理想に近い一件目。

具体的な場所はさておき、まず海と駅が徒歩圏内。ウホッ!!

坂道ナシのフラットなエリアです、チャリで飛ばせば海まで5、6分でしょうか、キタコレ夢の立地!

 

建物面積も100平米は欠けますが十分な広さだし平成築で耐震も心配なし。残念ながら完全南向きではなくお隣もおウチ建ってますが(住宅地ですからね)、南には庭もあるし北側は抜けていて立派な借景も。 

広いキッチンにお風呂、そしてトイレは二つ!よっしゃ!(まぁリノベで根こそぎ取っ払いますが)

 

そして駐車場はタイトですが二台分、ハイエース二台は無理だケド(ロケ車両会社かよ)売主さんは普通車二台を停めていたとの事。よっしゃよっしゃ!

 

ですが価格です。むぅー...た、高いゾ。

大きな家はその分リノベーションにもお金かかります。まだ融資のGO or No GOが見えてないのに大丈夫かいな、こんな盛り上がっちゃって。

色々な事で頭パンパンなまま、内見二件目に移動します。

 

こちらは先ほどの一件目と比べてエリアが寂しく駅まで徒歩だと30分弱。近隣には何もなく海へのアクセスは絶望的です。ま、閑静といえば閑静。


その代わり、家からの眺望がとても気持ち良く南北に風の抜けも申し分なし、小高い丘でちょっとしたリゾート地感覚です、これスゴい。

そしてなんといっても価格、これがメチャ魅力的。先の物件よりは狭いもののここならリノベに2000万以上使える、なんなら解体して新築建てるのも視野に入ってきます。

実はこの物件、前回の内見でチラッと見ています。最有力候補のひとつ、というわけ。

 

前回の内見時、奥さんが不動産やさんに尋ねました。

「皆さんどのくらい見てから決められるんですか?」

 

「色々ですねー、一ヶ所見て即決される方もいますよ」

「逆に長い方もいます、一年くらいずっと探し続けたり。ただ長くなると皆さん仰いますね、あの時見た物件の方が良かった、って」

 

大きな決断大きな買い物、そう簡単に決められないのはボクらも一緒です。ただ前回のこの言葉がボクにも奥さんにも刺さっていたんですよねー、長引いて後悔し始めるとマズいぞ、と。

 

大袈裟かもしれませんが、この短時間で自分のこれからの人生すべてをドバババーッ!と想像します。

 

自分はこれからどこで何をしていくのか

チビはどんなトコで遊び、大きくなって巣立って行くのか

ボクと奥さんが年老いた時にどこを散歩しているのか

 

そしてこの日、内見終了のタイミングでお伝えしました。

「一件目、あの物件で申し込みお願いします!」

 

不動産やさんに戻り申込書や銀行さんに出す事前審査書類を記述します。

これがつい先日、2018年5月の大事な大事な一日の出来事でした。

 

 

さて、いよいよ次回からは本題、この家をどうリノベーションして行くかという楽しい楽しいお話を書きたく思っています。

 

だがしかし!

ここで大きな問題が!!さすがはフリーランサー(&おっさん)、一筋縄では行きません!

そうです、心配していた事前審査、あれで諸問題発生です!ドカーン!!

 

次回は「さぁどおするイチカワ⁉」です、お楽しみにー。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

| - | 22:00 |
フリーランサーの家づくり vol.3 -本格始動!したものの...-

どうも、イチカワです。

 

前回のブログで2017年秋までを振り返りました。2015年に都内から鎌倉市の賃貸戸建に引っ越して来た事で生活が色々アップデート。ボクと奥さん、そして2017年頭からメンバーに加わったウチのチビ、そんな3人が一喜一憂しながら出会ったステキな不動産との出会いまでを綴りました。

季節は変わり2018年春。今回のブログはここからスタートです。

 

 

昨年2017年は今までのお仕事キャリアでもイチニの忙しさ、非常にありがたい一年となりました。我々フリーランサーは個人事業主として青色申告(確定申告)、これで一年分の稼ぎを数字に起こします。

 

2017年分はまぁなんとかなりそうな感じ、ただ問題は前年、前々年分。不動産やさんは確かこう仰ってました。

「理想は三年分がいい感じで右肩上がりになってる事ですね。下がっちゃってるとちょっとねー」

 

むー、下がってはいないケド...ちょっと心配だなー、マズいかな、これだと。

 

まぁ一人で悩んでもしょうがない、これも含めて相談だ!

ほぼ半年振りにお電話、昨年に続きまたお二人に担当していただき打ち合わせの時間を作ってもらいました。

 

こちらが心配している融資に関する部分は結局のところ銀行さんが判断する事ゆえ、とりあえず仮でこのくらいの融資額と想定し、土地でも物件でも気になるやつはドンドン見て行きましょうと打ち合わせは終了しました。

 

いよいよ動き出しました!ボク、いやイチカワ家三人にとって大きな大きな第一歩ですよ!

 

 

新築か中古フルリノベか。

残念ながら想定総予算額で土地購入&新築となるとかなりの狭小サイズになってしまいそう、例えば鎌倉の建ぺい率40%容積率80%なんてキビシいエリアだと都内の10坪三階建みたいなおウチは不可能、そんな土地購入しても何も建てられません。

そうなるとやはり十分な広さの中古物件をフルリノベ、まずこれを軸に探し始めるのが費用サイズ的にも賢明となりました。

 

さて、物件探しにあたり希望というか理想はある程度見えていました。こんな感じ :

 

出来れば建物面積が100平米前後

木造軸組二階建(リノベで壁だ天井だ抜きやすい)

平成築(あまり古いと耐震補強にお金が...)

駐車場

小さくても南側に庭

子供のための近隣施設、公園の充実

海へのアクセス、徒歩圏内で

駅へのアクセス、徒歩圏内で

 

....あくまで理想ですよ、理想。

これ全て叶えるためにはそれなりの資金サイズが必要、ボクにはキビシいのはわかっております、もちろん。

 

駅&海へ徒歩圏内となると鎌倉逗子や藤沢辻堂などどこを見ても人気エリアばかり。

加えて景観法や住民協定であまり好き勝手出来ないお大尽地区も多くあります。あらまハードル高いわね。

 

そして前回ブログで書いたオンボロ物件。ああいったものは住宅ローンが使えなかったりします。世の中にはキャッシュで何千万も出せる人いっぱいいますからねー。そういう人が大胆にフルリノベとかする物件て事なのね。

また、建物の状態によっては建て替えた方が安い、ただ接道の関係で再建築不可だったりすると中々やりたい事も出来ず...そういう物件も多いのです。

古民家を自分で色塗るのは勝手ですが地震ですぐ崩れちゃ困りますしねー、うーむ。

 

それでも探しているといくつか気になる物件が見えてきます。どれも一長一短、理想を全て叶えてくれるところはありません。当たり前か。

ただ全ては無理でも何かしら満たされていればOK!住みたい!と思える家があるかもしれませんからね、見なきゃわかりません。

というわけで内見日程を入れてもらいます。

 

連休明け、天気の良い絶好の内見日となりました。見させていただく物件は :

エリアは寂しいケド素晴らしい眺望、物件自体が安いのでリノベに大量資金投入できるおウチ。

エリアがかなり寂しいケド100平米超え、駐車場も3台イケるお屋敷。

建物面積が今の賃貸戸建に近いケドなんと海岸まで100m弱という立地、サーファーのためのような小さなおウチ。

 

おもしろいものです、実際見ると理想全ては揃わずともどこも魅力的です。そこで新しい生活と思うとワクワクが止まりません。

 

ただここは冷静に。例えば海まで100m物件、いくら海チカ(近過ぎ?)でも建物面積が狭くてはリノベっても無理があります。今の賃貸が手狭だから始まった話ですからね、そもそも。

 

100平米超えのお屋敷は駅も海も遠いのがネックです。こういった物件は北鎌倉や鎌倉の奥にも多いんですね、かつて住んでいらっしゃった方が高齢で(例えばホームに入るために)手頃な金額で売りに出すパターンでしょうか。

 

内見はすでに空家もあればまだ住んでいらっしゃる場合もあります。高齢な売主さんにご挨拶しながらお部屋から水周りまでジロジロ、普段中々出来ない経験です。

 

家財道具が残った状態の空き物件もあります。事故物件の類いではないのですが「老老介護」な影が見え隠れしたり...妙にセンチメンタルな気持ちになります。

 

住む人の人生がたっぷり詰まったおウチ達。「家族を守ってきたのね、長い間お疲れ様」と心の中で労をねぎらいます。

 

物件は迷っている間に他の内見者に申し込みされたらもうアウト。かと言って理想の物件にはちょっと遠い...モヤモヤしながらこの日は内見終了となりました。

 

帰宅後も夫婦で色々話しながらお世話になっている不動産専任媒介物件に加えてsuumoなど一般情報も検索です。

 

この時期辺りからボクは寝ても覚めても物件探し、もう東は三浦半島から逗子鎌倉、西は平塚辺りまで、ほとんどの市町村(村はないケド)を覚えちゃいましたよ。「ここはあそこよりちょい南東、○○駅までプラス10分くらいだな」みたいな。人間なんでも反復練習で覚えるものですねー。

 

そして見つけては不動産やさんに連絡を、と繰り返しているうちに気づきました。ボクがライバルだらけのボリュームゾーンで戦っている事を。

 

ボクは土地建物価格にプラス1200万円でフルリノベ、という計算で物件を探しています。ですが、おウチを探してらっしゃる皆さん誰もがフルリノベを考えているわけではありません。つまりボクが探している物件は皆さんにとって「非常に条件の良い格安物件」なのです。

駅だ海だ、施設だなんだを満たす物件がその値段ならすぐ買おう!って話なんですね。

 

もうね、あっという間。suumoで見つけて翌日不動産やさんに調べてもらうと、もう申し込み入っちゃってますねの連続。

「ここはイチカワ心の中でキープだな、うふふっ♡」なんて余裕こいてるとね、片っ端からバンバン取られてしまうんです。

 

さて困りましたよ、これ。このまま物件に出会えないのかと不安になってきました。

 

そんな中、またまた見つけてくれましたウチの奥さん。

お値段は予定より高め、でもここなら理想に近い!スゴいよ奥さん、よく見つけたねっ!

これは急いで内見しなくてはと不動産やさんに無理言って近々な日程を組んでもらいました。

 

 

今年の春は夢の中でも物件探すほどおウチの事で頭いっぱい、あっという間の春でした。さて、奥さんが見つけた物件はどんなおウチだったのでしょうか。

そしてボクらの決断は?次のブログで詳しく書きたいと思います。

 

次回は「これを逃したらマズいぞ!」です、お楽しみにー。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

| - | 04:03 |
フリーランサーの家づくり vol.2 -どこにどう住みたいの?-

「見てこれ、こんなオンボロ物件取り扱ってる不動産がある!」

ウチの奥さんがネットで見つけたその物件は絵に書いたようなThe廃墟。そんな物件まで取り扱う不動産やさんとの出会い。

 

どうもこんにちは、イチカワです。

今回も家づくりのお話です。といっても前の段階がまぁ長い長い、まだまだ続くよイントロダクション。

お時間ある時にでもゆっくり読んでちょーだい。

 

 

戸建てかマンションか。新築なのか中古買っていじる、なのか。

先祖やご両親が建てた立派なお屋敷の一部を増改築して住む、そんな場合を除けば皆さん大体選択肢は決まってくると思います。

予算の関係や購入のタイミング(人生において)、そして大事な立地条件(通勤とか通学、または余生を考えて etc.)、さまざまな要因を熟考し皆さんご決断されたはず。

 

「具体的な融資額がまだ見えぬとも、それが人様より少ないのは間違いないだろう」

そう考えていたイチカワ。フラット35をはじめ金融機関の住宅ローンシミュレーションなど、よくわからないケドちょっと計算すれば自分の年齢からおのずと見えてくるわけですよ、大枠の金額が。

 

預貯金が何千万もあればドカンと自己負担ぶっ込めますが、まぁあるわけないじゃない。そもそも「貯金する感覚」自体ないんだから。

 

そんなんでよく家建てる決断するねってな話ですが、一度賃貸勿体ないと思っちゃうともうダメなのです、早く動かねばとソワソワしちゃう。ただ決断したからとは言え費用サイズが見えないのに色々考えてもキリがありません。困ったねこりゃ。

 

そんな中、奥さんがみつけた物件(てか廃墟)。それ見てちょっとトキメキましたよイチカワは。

廃墟に胸キュンしたってわけではありません、そんなキタナい家タダでも要らんわ(あ、タダならもらおかな)。

 

その不動産やさんです、そんな廃墟を物件として紹介している、そしてその紹介文章がおもしろい!ボクはここに何かを感じました。

「ここはもしかしてボクのような人間の相手もしてくれるんじゃないか」と。

 

 

不動産やさんのお名前はいずれまたしっかりご紹介したいと思います。今もお世話していただいているのでご迷惑おかけしたくない、というか本来もっとビッグクライアント相手にお仕事されているところなんで、こんなビンボー人に付き合ってるのかよってなっちゃ困りますからね。

 

というわけで、どんな不動産か一度覗いてみようと飛び込みでお邪魔する事に。その時相手をしてくれたのが今もお世話になっているお二人です。

 

前回の門前払いがありましたので、今回は最初にしっかり伝えました。

ボクが何者でどんな状況か。フリーランサーでおっさんで、そのくせこんなコトしたいあんなコトしたい、と。

 

それを聞いた営業さんの一言。

「イケると思いますよ」

 

え!ホントですか?まじイケますか?ビンボー・フリーランサーでも⁈

 

こちらの不動産やさんはスゴく飄々とされているというのかしら、いかにも不動産て感じの営業トークとは無縁の(ちょっと失礼な例えかもですが)ボクが普段やり取りしている広告制作業界の人達みたいなんですね。

 

こちらの状況を伝えるとまず資金周りの話から色々教えてくれました。ボクのような場合の金融機関へのアプローチの仕方とか。

 

次に費用サイズによってこんな事が出来る出来ない、こんな場所ならこう出来る出来ない。程度の良い大きな中古物件をフルリノベもあるし、安い土地見つけて新築って手もある。資金調達出来た場合を想定し色々教えてくれました。

 

そしてお二人から大事なお言葉が。

「費用サイズなど心配されるのはわかりますが、大切なのはどこにどう住みたいかですね。文化のあるエリア、土地に住まないとね、せっかくだから」

 

なんとなくカッコいい家、そのくらいしか想像出来ていなかったボクにドカン!と響く言葉でした。

ボクら家族がこれからずっとお世話になる家、そしてそれが建つ場所。どんな暮らしをしたいのか、その暮らしの中でどこへどうアクセスしていきたいのか、そしてどんな文化や歴史のある街がその相手をしてくれるのか。

 

子供の前髪パッツンくらいしか考えていなかったボクは情けないというか恥ずかしいというか...いや、おかげで目が覚めました。

一筋の希望の光見えてきましたよ!

 

そしてお二人は続けます。

「で、具体的な融資に向けてですね、とりあえず3年分ですね、確定申告書」

 

どぉわっ!!!

 

フリーランサー(=個人事業主)は三年分の確定申告書と預貯金、もしあるなら借入のヒストリー(ローンとか借金ね)、これらを包み隠さず提出しなければ事前審査に話を持っていけないんですって。

 

一筋の希望の光。スッと消えちゃったよ、一瞬で。

ここまでが昨年2017年秋のお話です。

色々相談した結果まず2017年分を直近に、そこから前年、前々年と三年分提出をする流れになりました。

本格始動は2018年3月末、平成29年分の確定申告完了後からスタート!というわけです。

 

いやしかし来ましたねー。ボクの収入乱高下っぷりを銀行さんはどう見るのでしょうか。そして、ボクらにとって住みたい街、住みたいエリアってどこなんでしょうか。

 

そしてそして、ボクが手を出せる土地もしくはフルリノベで住みたい大きな物件、そんなものが実際あるのでしょうか。

 

色々見えないまま、ブログは一気に今年の春に舞台を移します。

 

次回は「争奪戦やん!こんなにポンポンなくなるんけ!?」です、お楽しみにー。

 

 

 

| - | 15:15 |
フリーランサーの家づくり vol.1 -相談相手間違えちゃダメよ-

「ん?家賃払うってもしかして勿体ない?」

日に日に存在感を増すウチのチビを前にふと気づいたお父ちゃんイチカワ。

どうも、前回のブログの続きです。

 

目黒のおひとり様サイズマンションから引っ越して来た現在の戸建 in 鎌倉市。

最初は家具も少なく広く感じたんですよ、ホント。一階がLDKに水周り、階段昇って二階は寝室に作業場。家の前には十分な広さの駐車場、敷地裏には倉庫を複数置くに十分なスペースもあります。

 

南向きでばっちりフルリノベ、文句なしのステキな小さなおウチです。「子供産まれても小学校上がるくらいまでは踏ん張れそうだーね」、よく夫婦で話していました。

 

そんな中、ピョコリーン!と産まれて来た我が家のおぼっちゃま。ものスゴい大きいんですよねー、声が。

 

もちろん鳴き声だけじゃなく笑い声から何から何まで、とにかく存在感がものスゴいのです。

 

寝返りうち始めるまではまだ良かった。そのうち動き始めてからは大変です、ぬいぐるみやオモチャをブン投げて毎分毎秒存在をアピール。そして日に日にドンドン大きくなる声&態度。

 

彼が産まれてきてから何回家具の配置換えしたことやら...あんなに広いと思っていたのに急に手狭に感じるようになってしまった我が家。

 

「これは小学校だなんだ待ってられないぞ」と色々考えるようになりました。

 

次にもっと広い賃貸戸建となると家賃サイズがキビシくなるのは必至。自分の年を考えると色々不安、とはいえ収入が不安定なフリーランサーが家を買うなんて実現可能なん!?

今までの人生一度も考えた事がないお題ですよ、これ。

 

うむむー!と頭を抱える毎日...なーんて事はなく、ボクは雑誌やネットを見てはニヤニヤするようになりました。

 

「○百万円で手に入れた古民家をオシャレにリノベーション!」

「こんな古民家住んでみたい!セルフリノベでクリエイティブなNew Life!」

 

「おぉ!これいーじゃない!ステキじゃない!!」、これぞ大正解!とばかりにボクは賃貸生活からの脱却を図る計画を考えるようになりました。

 

その時はまだ知らなかったんですよねー、そもそも住宅ローンとはなんぞや?誰&何にお金を貸してくれるのか?って事を。

 

ボクにそそのかされた奥さんも次第にネットで夢の物件探しをするようになります。

ある日彼女がとびきりホットな物件を見つけだしました。藤沢駅にもアクセス出来る100平米超えの立派な中古物件、お値段なんと750万円!

 

「おぉー!キタコレ藤沢ーー!憧れの藤沢市民になれるんけー!!」

湘南エリアで藤沢はホットな街です。都内へのアクセスや周辺地域、施設の充実。子育て支援もバッチリだし南に出れば海!そして車のナンバーは「湘南」!

 

「湘南ナンバー=ツライチのセルシオ」、あんま好きじゃないんですケド(偏見)。

 

まぁナンバーはさておき、都内からの移住組が狙うのは逗子か藤沢辻堂辺り。そんなメジャーなエリアでなんとビックリ価格ですよ750万て。さっそく情報を出していた不動産に連絡、内見の時間をもらいました。

 

当日、待ち合わせ場所で担当の方と車に乗り込むや開口一番、

「あの藤沢の物件なんですケドね、売り主さん側で修繕してからあらためて売り出したいみたいなんです」

 

ん? んーー? どゆ事!?

 

なんでもその大きなおウチは雨漏りや屋根/壁の損壊(何があったのかしらん)もあっての安さだったそう。結局売り主さんがまず物件としては取り下げ、工務店を入れてしっかり修繕してから再度(値段を上げて)売りに出したい、となったとの事。

 

「なんだよ!壊れたままでいいから安く売ってよー!」...とは言えず、担当の方が他にお手頃値段でと用意してくれた物件をいくつか見る事になりました。

 

見せてくれる物件、家自体はどれも十分な広さだしお値段も素晴らしい。2000万円以下であるもんなんですね、平米広い中古物件て。

 

ただ、正直どれもピンと来ません。

 

まず担当の方の言葉。

「玄関修繕すれば住めますね」「クリーニング入ってもらえば設備もまだキレイだし住めますね」

....うーん、ボクらはフルリノベで家をゼロから変えたいんですケド。今ある設備は全部取っ払ってカッコいいの入れたいんですケド。

 

なんかボクがイメージしている感じと違うんですねー。

 

そして次に物件が建つエリア。

先の藤沢750万は確かに良い場所でしたが(奥さんが見つけたので)、その後用意してくれたおウチは○○にあったり△△にあったり....具体的にどことは書きませんが、ボクらが住みたいと思っているエリアとは根本的に違うんですね。

 

駅近て言われてもその駅が全然知らないところだったり...むーん。

 

担当さんに伝えます。

「最近あるじゃないですか、古民家フルリノベとか。自分で壁を色塗ったりとか、そういうのしたいんですよ、子供と一緒に」

「フルリノベ...あー、あはは。そうですね、リフォーム業者さんご紹介という形でしたら...」

 

ボクらは気づきました。ボクらのやりたい事はフツーの不動産のおっさんに相談しても中々わかってもらえない、という事を。

 

というわけで仕切り直しです。古民家はさておき「中古物件をおしゃれにフルリノベ」、こんなキーワードをしっかり全面に出している不動産を探すところから再スタート。

 

 

季節は夏本番、2017年8月となりました。

ネットで気になった某不動産に連絡します。ちょうどオープンハウスやってるとの事、是非見たいと期待を胸に向かいます。

 

小高い丘に建つ立派な100平米超え物件がお出迎えです。新築のように、いやそれ以上にステキにフルリノベされたカッチョええおウチ、何畳あんねんてな広ーいLDKにシンプルなキッチン...ステキー。

 

オープンハウスの中でポワワ〜ンとなっていると、最初に相手してくれた爽やかなお兄さんに変わって書類持った姉ちゃんが近寄って来ます。そこには今作っている&これから売る予定のフルリノベ物件が写真と共にずらりと並んでいます。

 

7800万円、

9800万円、

1億5900万円

 

...んー!?なんじゃいこれ。

 

おそるおそる聞いてみます。こっちがやりたい事、そして大枠で予算はこんな感じ、と。すると困惑した姉ちゃんが一言。

「ウチは5000万以下はやってないですねー」

 

その後も近くにもうひとつオープンハウスがあると見せてくれましたが、その時は笑顔も会話もほとんどなし、最後は見送りもなく早く帰れよビンボー人てな顔されちゃいました。

 

ボクらは気づきました。ボクらのやりたい事と想定している予算にはキビシいギャップがある、という事を。

2017年夏。いざ物件を探し始めると色々な事が見えて来ました。

ボクがなんとなーくイメージしていた古い物件をおしゃれにフルリノベ。

Casa BRUTUSとかで紹介されそうなカッコいいヤツ。

住んでる家族は全員おしゃれ。犬や猫もいて、決まって子供は前髪パッツン、みたいなヤツ。

 

あれをやるための「素材(中古物件)」との出会いは中々大変なのですね。

 

そして、物件が建つ場所。

もちろんいざやるとなったらそこに死ぬまで住む覚悟ですから。「住めば都」と言うけれど、出来ればすでに知っている都で良いもの探したいと思うのは人の常。ただそうなると物件自体が中古でも手が出せない価格なんですね。

 

もっと言うと、そもそも自分がどこに住みたいのか、どんなサイズのどんな家に住みたいのか。そしてこれ大事、どこまでお金をかけられるのか(実際お金借りられるのか)、そういった事が全然クリアになっていないままだったわけです。

 

「家賃払うの勿体ないよね?じゃ家買えばいいよね?イエーイ(家だけにー)」

なーんてバカみたいにスタートしたものの、いざ動き出したらキビシい現実に加え自分の考えも甘過ぎる事に気づきました。

 

こんなんで自分がイメージしている家づくりまで辿り着けるのかしらん....おっさんフリーランサー、ここにきて急に不安になりました。

 

そんな中、希望の光を見いだしたのは奥さんでした。2017年9月のある日。

「見てこれ、こんなオンボロ物件取り扱ってる不動産がある!」

 

 

次回は今お世話になっている不動産やさんとの出会い、そこで学んだ色んな事を書きたいと思います。

 

正直こことの出会いがなければ多分家づくりだなんだは諦めてしまっていたかも...人生てちょっとした事で大きく変わる、オモロいよねー、ホント。

 

次回は「『じゃ確定申告見せてください』どひゃ!!」です、お楽しみにー。

 

 

 

 

 

 

 

 

| - | 14:59 |
フリーランサーの家づくり vol.0 -賃貸って勿体ない?-

久しぶりのブログです。どうも、フライハイトのイチカワです。ホントご無沙汰でしたねブログちゃん。

 

ブログといえば、お仕事のお話やそれに関連する撮影機材のあれこれをこちらにアップしていましたが、気がつけば最後のアップデートが2015年春、ありゃま。

 

以降は何をしていたかと言いますと、色々な広告映像制作会社さんよりお声がけいただき、さまざまなお仕事をさせていただいておりました。ホントありがたい事ですよねー。

 

とは言えブログもアップ出来ないほど忙しかったわけではないはずですが、なんかねー、最近の撮影機材はどれもこれも高性能でね、ボクみたいな無名なおっさんフリーランサーがあーだこーだ意見してもしゃーないわけ。

 

加えて自身の生活環境の変化というか、2015年から色々プライベートのアップデートがあり、機材チェックよりやる事がいっぱい出来ちゃったわけです。

 

生活環境の変化。ボクはアメリカ生活から帰国後はずっと目黒区民だったのですが、2015年に鎌倉へ引っ越しました。鎌倉での新しい生活、これが久しぶりのブログ再開にも関係しています。

 

これからしばらくの間、タイトルにあるお話を綴っていきたいと思っていますが今回はまずその前にここ数年を振り返ります。

これがなかったら今に至らないわけ。だから書くよ、長々と。

 

 

2015年からこっちに移って色々変わりました。それまでの都内生活はひとり狭い賃貸マンション、そこから歩いて2、3分で東急電鉄さんにお世話になるという毎日。

 

都立大から東横線、その後引っ越したのは洗足だったから目黒線(最寄り駅は西小山)。出る街は渋谷が多く、帰りは駅直結の東急ストアか近所のスーパーで買い物してマンションへ、そんな生活でした。

 

彼女と一緒に住む場所を探し始めたのが2014年、都内で広めの賃貸マンションをいくつか内見したのですがそこまでピンと来ない、そんな中ふと遊びに訪れた鎌倉。彼女が言った「こっちに住むのもアリだよね」、今思えばこれが今に繋がるアップデートの第一歩でした。

 

ネットで見つけた物件を見せてもらうために神奈川の田舎の某不動産にお邪魔したのですが、担当してくれたお兄さんが「もう一つ、今FAXで届いたんですよ。これも見ます?」と急遽内見先を増やしての出発でした。

 

築50年近い古くて小さな戸建て。それを1000万円以上かけてフルリノベーションして賃貸に出す、という珍しい物件が鎌倉市の北の端にありました。

 

内見時に一番盛り上がっていたのはその担当さん。「うわっ!スゴいキレイじゃないですか!これで築50年!?わ!バリアフリー!」、今でも覚えていますよ、彼の興奮度。

 

その後、由比ケ浜近くのステキな物件や北鎌倉の100平米以上のお屋敷、色々見せてもらったのですがボクらの中ではほぼ決定してました。

それが今住んでいるおウチ、築50年フルリノベ物件です。

 

その後ボクらは入籍し、夫婦として新しい土地、新しい家(元は古いケド)での生活に一喜一憂しながら毎日を過ごす事になります。

 

ボクにとっては「歩いて2、3分で東急さん」から大きな変化でした。それ以前も長いアメリカ生活ではNYCのEast Villageというエリア、歩いて2分でAstor Place駅という今思えばとても贅沢な環境でした。

 

「住まいと駅がメチャ近い、もちろん車なんぞ全く要らない」、そんな生活から比べてあまりにも不便な新生活が鎌倉で始まりました。

 

駅まで歩いて15分、都内へ向かうにはそこから電車で30分以上...最初こそは「これはとんでもない田舎暮らしだぞ」と思ったものですが、そもそも毎日出勤する生活ではなかったので本来全く問題はないわけです。

 

それよりも駅までの道のりに続く立派な桜並木がとても美しく、「気持ち良い場所に引っ越せて幸せ」と感動したのが2015年の春。ボクがこっちでの生活に馴染むのには時間はかかりませんでした。

 

都内の制作会社へ毎日お勤めしていた奥さんも2016年からはフリーとなり、ボクら二人の自由きままな生活が本格スタート。

 

都内でお気に入りのカフェに閉店近くまでいる...そんなステキな時間の過ごし方はなくなってしまいましたが、代わりにボクは平日の昼間にSUPの上に寝転がって海にプカプカ浮かぶような時間を手にいれました。

 

そして2017年がスタートしてすぐ、産婦人科の先生も驚く大きな産声を合図にボクらはコンビからトリオ編成の家族となりました。

 

子供が飛び出てきてからの毎日はとてもパワフルでボリューミー。日に日に存在感を増すこの子を前にボクは気づきました。

 

「ん?家賃払うってもしかして勿体ない?」

 

電卓片手に今払っている家賃を一生払い続けたらと計算して驚愕します。あれ、なんか立派な家が建ちそうな金額だぞ、これ。

 

 

今回ブログタイトルを「Vol.0」としたのはまずここ数年の生活の変化を綴っておきたかったのと、ボクのようなフリーランサー、それも年齢がいっちゃってて収入も乱高下しっぱなし、こんな状況だと本題の前にクリアする事がとにかくいっぱいあるんですよ、ってのを記しておきたかったんですね。

 

「家づくり」決断に至るまで、というかそもそも「家づくり」なんて難題に手を出せるのか!?おっさんフリーランサー・イチカワ!

 

そんな意味で「Vol.0」とさせていただきました。

「家づくり」、なーんてカッコつけて書き始めましたが、そうなんですよ、お金ですよお金。ボクみたいな人間がどうやって資金用意するの?って話です。

 

今回「預貯金で(現金で)家づくり」って事ではありません、もちろんそんなお金貯まるわけないじゃない。

Mr.どんぶり勘定イチカワ。あるだけ使う、ハイ。

 

そんなボクのような(ダメな)おっさんフリーランサーがどういうご縁で話を進めて行くのか。実は現在(2018年5月末)、もうVol.3、4くらい?状況はどんどん進んでいます。

 

でも端折って書くにはあまりにも飛びすぎる、というか是非記録しておきたいオモロいエピソードだらけなんで、次回は「賃貸勿体ないよね?さぁどうしよ!?」ってところから続きを書きたいと思います。

 

次回は「おっさん、門前払い食らう!」です、お楽しみにー!

 

 

 

 

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